わじわじ
「わじわじする」というのは沖縄方言で「いらいらする」とか「心が落ちつかない」、「心配だ」という意味です。「ゆんたくする」というのは沖縄方言で「おしゃべりする」という意味です。
心のネット/海と風の宿 成田正雄
「なんで、ここにヘリ基地ネー!」思いがあるのに、声をだせないつらさ。僕はここ3ケ月、ワジワジしてたまらなかった。海上ヘリ基地移設候補地キャンプシュワーブは、大浦湾を挟んで、ワッター瀬嵩の部落の真向かいに細長く延びる。
僕は時々、ポリネシアンカヌーを浮かべる。風に乗ってすぃーと大海原を走る心地よさ。海に漂い、釣り糸を垂れる。夕日を浴びながらグビっと飲るビールが旨い。僕は、広大なアクアマリンのこの海が大好きだ。また、隣はヤンバルの緑の森。鳥のさえずりや虫の声。幻想的なホタルのきらめき。夜空に浮かぶ満天の星。この大自然に魅かれて、僕は横浜から引っ越してきた。静かな地域に、あのヘリポートが来なんて!
全く想像できない。何を考えているのだろう。チョーむかつく。名越の態度があいまい(名桜大学建設で借金75億を抱え、お金が欲しいのだ)なので、立て系列の末端、部落が動けない。地元では、利害関係、人間関係などが複雑で、反対の気持ちを持っていても自由に物が言えない。非民主的な精神風土があるのだ。地域の活性化は各々自由闊達なユンタクがあってこそだよね。インターネット、物流革新、ツーリズムの変容など、今は皆の知恵を出し合い、この世界でも稀なヤンバルの自然を舞台に、自ら未来の自律的経済・展望を描いていく時代だよね。旧来の依存的経済体質からそろそろ脱皮していかなくては…。そんな時にヘリ基地を呼ぼうとは!?こんなに未来を左右する大事な問題なのに、直接被害を被る一番の主人公、北部の住民がウワサ程度の情報しか持っていない。地域の話し合いがない。県・市に対する不信。地域に対する絶望感、自分の無力さと非力さに悩み続ける毎日だった。
もし、このまま何もしないでヘリ基地が出来たら?騒音とともに、墜落事故などにおびえ、危険地域で暮らすことになる。万一事故が起きて、地域の子供が亡くなってしまったらどうするのか?皆、集って泣くだろう。どんなに泣いても、人の命は取り返せない。霊前で僕は何を思うのだろう?あの時、なぜ何もしなかったのか?心の奥から何かがつぶやく。後悔だけはしたくない。これは「自分の生き方の問題」だし、「地域の未来の選択」だ。子や孫に大人は何を手渡すのか。お金と騒音と危険か、豊かな自然と未来への可能性か。いま必要なのは、未来からの思考と自分の心への問いかけ。その上で、素直と勇気で行動」だ。どんなに非力でも、どんなに小さくとも、一歩立上ることだ。僕たちはいま、数名の人たちとともに、「賛成・反対問わず、ヘリポートについて、若者でも大人でも、だれでも自由に深く広く話し合える場」を作る準備の集りを進めています(ヘリ基地問題の専門的な情報・皆の声・アドレスも集めている)。「あっちゃー」を読んでいる皆さん、ぜひ一緒にやりましょう。
今回のマイナス要因をひとつ積極的に新たなユイマールを作る方向、未来への展望を見出す方向へと転じていきましょう。
●準備と分かち合いの集りは、4月頃までほぼ毎週日曜日夕方4時から、『海と風の宿』で行っています。場所は大浦湾沿い、ひまわりハウス近く。久志小学校隣り。一品料理・酒持ち寄り・三線大歓迎(変更もあり。事前に必ず電話ください)。
●連絡先/〒905-22 名護市瀬嵩182『海と風の宿』車いす成ちゃんまで
電話0980-55-8581 (何時でもどうぞ。来れなくても連絡ください)